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心地よい時間 ホームメイド菓子レシピ
心地よい時間 ホームメイド菓子レシピ


第1回
「Orange Tart オレンジタルト

料理家:光瑤
→プロフィール
 

【レシピ】

直径20cmのタルト型

タルト生地、その中身のアーモンドクリーム、表面にのせるシロップ漬けオレンジ、ジャムによる艶出し、以上の4段階を準備し、全て合わせて焼きます。

【タルト生地】
薄力粉               120g
無塩バター(冷たい状態で)   60g
砂糖                 40g(大さじ2強)
卵黄(Mサイズ)          1個
塩                   ひとつまみ


【アーモンドクリーム(中身)】
無塩バター(常温に戻す)    70g
アーモンドパウダー        70g
グラニュー糖            70g
卵(Mサイズ)            1個
オレンジの皮            1個分


【シロップ漬けオレンジ】
オレンジ(皮をとった後の残り)  1個
水                   コップ1杯
砂糖                  大さじ4


【仕上げ用ジャム】
アプリコットジャム             約大さじ3
飾り用オレンジを作った後のシロップ  大さじ1
アマレット、ブランデーなど(好みで)  大さじ1

  • 型にバターなどの油分を塗り、強力粉(なければ薄力粉)をはたいて冷蔵庫に入れておく。
  • ころあいを見計らって、オーブンを180℃に温めておく。

【料理方法】

【タルト生地】
@ 基本のタルト生地です。
フードプロセッサー利用なら、そぼろ状態を経てひとつにまとまります。 手で混ぜ合わせる場合は、大きいボールの中で薄力粉、サイコロ状にしたバター、砂糖、塩を指先で混ぜ、そぼろ状態になったら、卵黄を加え、ひとつの生地にまとめます。手作業の場合は、バターが冷たい状態を維持したいので、出来るだけ手早く仕上げること。

A フードプロセッサーの場合は、すぐに生地を麺棒で伸ばせます。型に生地を敷き(はみ出た部分は切り落とす)、ラップをかけて型ごと冷蔵庫で30〜60分冷やし生地をしめる。手作業の場合は生地をラップに包み、冷蔵庫に2時間程度寝かせたのち、生地を伸ばし、同上。

【アーモンドクリーム(中身)】
B 柔らかいバターと砂糖を白くなるまで泡だて器で混ぜ合わせ、そこへ卵を加え混ぜる。 最後にアーモンドパウダーと細かく刻んだオレンジの皮を混ぜる。

【シロップ漬けオレンジ】
C 水と砂糖をなべに入れて沸騰させる。2,3mmに輪切りしたオレンジをそこに入れ、やわらかくなるまで弱火で火を通した後、なべから取り出し、冷ましておく。

【仕上げ用ジャム)】
D 全てかき混ぜる。

【さあ、全てを合わせます!】
E 冷蔵庫から生地入りの型を取り出し、フォークで生地に小さな穴をたくさん
開ける(ピケする)。生地が膨らまないようにするため。

F Eにアーモンドクリームを平らになるようにして入れる。

G クリームの上に、シロップ漬けオレンジの輪切りを敷き詰めてゆく。
H 180℃に熱したオーブンで約50分焼く。
I 焼きあがってまだ熱いうちに、仕上げ用ジャムを刷毛で塗る。


 

長いレシピでした。お疲れ様です。でも、タルトの基本構造(タルト生地、中身、表面にのせる果物、仕上げ用ジャム)をマスターしてしまえば、あとは好きなようにアレンジできます。こうした構造がわかるようになるまで、私はずいぶんとかかりました。だって、そういうことが書かれたレシピを見かけなかったから。
果物やジャム、香り付けのリキュールをいろいろ替えて試してみてください。そうすれば、あなたのオリジナルレシピの出来上がりです! ちなみに、「中身」はたいていのレシピでは「フィリング」と書かれています。でも、初めて聞く人には何のことか想像がつかないんですよね。 今回のオレンジタルトはつやもあって華やいだ感じなので、手土産やプレゼントにもお薦めですよ。

冷蔵庫で生地を寝かせ過ぎて生地が硬くて伸ばせない場合は、少し外に出しておきます。やわらかすぎた場合は、適当な硬さになるまで再び冷蔵庫で冷やしたり、タルト生地を塊のまま直接型の上において、包んであったラップの上から手で押し伸ばして型に生地をあわせていってください。それから冷蔵庫で少し冷やし固めれば、大丈夫です。なんとかなります!作った翌日が食べごろ。タルト生地だけ作って、冷蔵庫に塊のまま作り置きしておけば、気が向いたときにタルトが作れますよ。

 

菓子研究家「光瑤(こうよう)」 〜プロフィール〜

Makikoさん

1998年よりドイツ語教師かつ料理家であるスイス人マルグリット・長谷川のもとにてお菓子作りを習い、素朴な家庭的焼き菓子の魅力に取りつかれる。

2000年から2002年までドイツ在住。

ドイツ人家庭で受けた数々のおもてなしの焼き菓子が忘れられず、帰国後、独自にアレンジを重ねオシジナルレシピ作りに励む毎日。モットーは、ドイツ語でいうところの gemuetliche Zeit (心地よい時間)。

 

光瑤さんの作るホームメイド菓子はそのロハスなライフスタイルのように自然体で健康的!一度食べたら忘れられない優しい美味しさです。

ご家庭で楽しめるホームメイド菓子のオリジナルレシピを紹介して頂きます♪